下関のカブトガニ
下関はカブトガニの日本有数の自然繁殖地として知られています。そこで、カブトガニを紹介してます。カブトガニは唇様肢という変な足が前体部にあったり、発生学的にはシミの尾糸やエビの尾扇の間の突起と同じ尾剣というのがあってカッコイイ!
下関はカブトガニの自然繁殖地として知られています。
毎年、多くの個体が産卵にやってきます。カブトガニは卵の中で1回脱皮したかと思うと、成体になるまで何度も脱皮しますし(写真)、複眼ですし、腹側にも正中眼あるし、、鋏角類の他の生き物とはだいぶ違って不思議な生き物です。 pic.twitter.com/70dXeUF3Vs
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) December 3, 2018
顎を持たない鋏角類で固形物を食べるのはザトウムシとカブトガニくらいと思いますけど、カブトガニが餌を食べるときに食べ物を砕く歯は肢の根元にあります(写真①、②)。また、泳ぐためのものかわかりませんが、櫂状器というのがあったり、雄は雌を掴むために前2対がグローブ状になったりしてます。 pic.twitter.com/KHFmgr9gpk
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) December 5, 2018
世界には4種くらいカブトガニはいるようですが、下関にもいる種がその中では一番大きいし、雄の前縁が凹んでてカッコイイ。
※写真の標本は原田直宏氏所蔵です。当館ではカブトガニの標本展示してます。また、下関の海響館では常設で生きた個体が見れます。ぜひ、どうぞ!https://t.co/lsUuuWxO94 pic.twitter.com/tZGe7Xtmvu
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) December 8, 2018